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SDGsへの取り組み
2023/07/20 20:43
●「オーガニック」の深い意味
オーガニックライフとSDGs「持続可能な開発目標(国連)」の関係を更
にみていきます。SDGsの17の目標については前回お伝えしました。その
17目標の内、今回は「目標1:貧困をなくす」と「目標2:飢餓をゼロにす
る」にも、実はオーガニックは関連している、ということを考えてみます。
オーガニックというと、「人や環境にやさしい」「生態系を守る」「安全で
安心」というイメージがあり、全くその通りなのですが、オーガニックにはそ
れ以上の意味が含まれているのです。
●IFARMが掲げる4つの原理
IFARMという団体があります。International Federation of Organic
Agriculture Movements(国際有機農業運動連盟)といい、世界中で有機農業の
普及に努めている国際NGOです。1972年にパリ近郊で設立され、現在本部は
ドイツにあり、世界100カ国以上の約800近い団体が加盟しています。日本にも
IFARMジャパンという団体があります。このIFARMは、オーガニック
の原則には「健康」「生態系」「公正」「配慮」の4つがある、としています
。
「公正」とは、有機農業に携わる全ての人々、つまり生産者、流通業者、販
売業者、消費者などが公正な立場であるべきだ、ということを言います。
近代農業は大量生産・大量消費が目指され、そのために多くの化学肥料や農
薬が使われてきました。特に農産物の輸出が国の経済を支える発展途上国では
、伝統的な農法や土着の食文化が失われる形で、農業の近代化が起こったので
す。一方、そうやって収穫された途上国の農産品は、先進諸国から安く買いた
たかれたり、先進国の多国籍企業が富を吸い上げていく、といった現象も生じ
させました。途上国はいつまでたっても貧困状態から抜けられず、貧困の極み
として飢餓を生じさせる原因の一つにもなってきたのです。
●オーガニックは「公正」を目指す
こうした現実を変えなければいけない、生産者である発展途上国も公正な扱
いを受けるべきである、というのがIFARMの原則です。発展途上国の伝統
的な植物栽培法を活かし、有機農法を取り入れ、先進国は途上国の農産品を適
正な価格で購入する。このことにより途上国の貧困や飢餓の問題を解決してい
く、というものです。
従って、オーガニックライフはSDGsの「目標1:貧困をなくす」と「目
標2:飢餓をゼロにする」にも深く関連している、と言えるのです。

